· 

講習料が高いって言うけど──“女”の現場感覚を甘く見ないで

🧠「講習って何を教えてるの?」って声、よく見かけます

SNSやでたまに見かける投稿──

「風俗の講習って高すぎじゃない?」

「マナー?テクニック?そんなの男の俺のほうが理解してる」

「中身ないまま女が講師やって金とってるだけ」

 

……ねえ、それ言われて、ふつうにイラッとしない?

 

たしかに中身の薄い“自称講師”もいる。

けど、それだけで現場を生きてきた女の感覚を

“不要”って言われるのは、違う。

うちの講習も高額です。でも、価値がないなんて思わない

私が教えてる講習は、1時間で終わるような“テンプレお悩み相談”じゃない。

その子のタイプ・経験・目標に合わせて、

本気で“稼げる”じゃなく“疲れずに続けられる”接客を作る講習。

 

内容としては、たとえば:

 

男性の沈黙が意味するもの

 

「気持ちよさそうな演技」が外れてる瞬間

 

指名につながる“間”と“視線の位置”

 

嫌なことを言葉にせず伝える方法

 

「また来たい」と思わせる最後の一言

 

そして何より大事なのは──

“男の反応を読む力”を身につけること。

 

🤫内容をオープンにしないのは、理由がある

「何を教えてるか分からない」って言われがちだけど、

私は講習内容をいちいち公開してないの、ちゃんと理由あるの。

 

ひとつは、自分が積み上げてきた知識や技術を

“使える部分だけ抜き取って真似される”ために提供してるわけじゃないから。

 

もうひとつは、

全員に同じことを教えてるわけじゃないから。

 

女の子の年齢、容姿、得意なこと、苦手なこと、出勤環境や業種によって、

アドバイスの中身はまったく変わる。

 

テンプレなんかない。

講習って、“相手を見てから始まる会話”なんだよ。

👠「靴を揃えろ」なんて、私は全員に言わない

「風俗の講習って、入室したら靴揃えましょうっていう常識教えてるだけでしょ?」
そんな風に思ってる人、たまにいるけど──

それってほんと表面だけしか見えてないよね?

だって、できる子はもうやってるし、
やらなくても指名返す子は返す。

もちろん、業種によってマナーが超重要なところもある。
そういう子には伝える。
でも、それを全員に“正解”みたいに言うのは違う。

 

私は、“気持ちよく仕事ができる空間”をつくるための講習がしたい。
「それっぽい振る舞い」だけを教える場にはしたくない。

🧠私が本当に伝えたいのは、男の“無意識の反応”

テクニックやマナーって、大事だけど表面。

 

私が本当に伝えたいのは、

 

・男性の呼吸が変わった瞬間

 

・肌のピクッとした反応

 

・目線の動きが言葉とズレたタイミング

 

…そういう“感じてる証拠”をどう読み取るか。

 

男の人って、「気持ちよかった」って言うけど、

それが建前なのか、本音なのか、もう会わないつもりなのかって、

テクニックじゃなくて“反応と間”を見ないと分からないの。

 

だから私は講習で“空気を読む目”

“男の心理の動き”を教える。

 

感じさせる女って、実は“感じ取る女”なんだよ。

 

高額なのは、“深さ”に対しての対価です

これは声を大にして言いたい。

 

講習が高いのは、「お金を稼がせるため」だけじゃない。

女の子が疲れない働き方、自信を持って出勤できる状態を作るため。

 

表面的なテクニックじゃなく、

“ラクに続ける技術”をちゃんと身体に入れる時間だからこそ、

その対価として金額をいただいてる。

🔍講習って、本当に必要?経営者の疑問と、講師の本音。

よくSNSや業界の会話で見かける言葉。

 

「女が教える講習って、何を教えてるの?」

「マナー?当たり前だし、高額払う意味ある?」

「男の気持ちなら、男の自分のほうが理解してるよ」

 

…正直、聞いててイラっとすることもある。

実際に講習してるこっちからすれば、現場で何年も“女として接客してきた重み”を、そんなふうに一括りにされたくない。

 

だけど──

経営者としての気持ちも、ちゃんと分かる。

 

👨‍💼経営者側の視点:「講習は自己満じゃ困る」

ただ女同士で「わかる〜」ってやってるだけなら意味ない

 

・実際に売上に繋がるスキルがあるのか?

 

・高額を払ってまで“ふんわりした感覚”を教えてもらうのって本当に必要?

 

こう思うのも無理ないよね。

だって講習にお金を出す=女の子の時間と現場の結果に責任を持つってことだもん。

💬じゃあ、私がやってる講習は「何をしてるのか」

私の講習は、正直に言って高額です。
でもそれは、
「1回の接客で起こる細かなズレや、女の子自身の“無意識のクセ”を読み取って変えていく」から。

  • 技術じゃなく、男の反応の読み取り方

  • 言葉じゃなく、間と空気の使い方

  • 無理に自分を押し殺さず、でも選ばれる方法

 

こういう部分って、マニュアルには落とし込めない“肌感覚”の世界。
だからこそ、現場から少し距離のある経営者には伝わりにくいのも分かってる。

🛠じゃあ、マニュアルでいいのか?っていうと…

YESでもあり、NOでもある。

 

実際、

✔️売れる子が安定して出せている店舗

✔️新人教育がしっかり回っている店舗

✔️スタッフが女の子の気持ちに寄り添って動ける環境

 

こういう現場って、外部講習に頼らずとも強い。

でも、ほとんどの現場って──

そこまで細かいケアが“手が回らない”のが現実。

だからこそ、外部講習は「穴を埋める存在」になってる

女の子が辞める理由って、実は“稼げないから”じゃない。

✔️「誰にも相談できなかった」

✔️「自分ばっかりダメだと思った」

✔️「やり方が分からないまま責められた」

 

──そういう“見えない不安”がたまって、ある日いきなり消えるの。

 

だから講習では、

女の子の不安の正体を言葉にしてあげて、動きに変える。

それができるのが、外部である私たちの価値。

🧩講習=現場の抜け落ちたピースを補うもの

店舗側が悪いわけじゃない。

だけど、忙しさや人手不足で届かない部分があるのも事実。

 

だったらそこを、

✔️女の子と距離が近く

✔️経験も共通し

✔️現場で失敗もしてきた講師が

一緒に埋めていけたらベストじゃない?

 

私は“全ての講習が正しい”とも思ってないし、

“経営者側が間違ってる”とも思わない。

 

ただ、現場をちゃんと支えてきた者として──

女の講師の価値を、最初から否定しないでほしい。

 

講習って、ただの“接客指導”じゃない。

 

その子の“迷い”や“不安”や“罪悪感”に向き合って、

ちゃんと現場に戻れるように背中を押す仕事だと思ってる。

 

お互いの視点があるからこそ、繋がれる講習にしたい

私はこれからも、

ただの“感覚論”じゃなく、

“現場で実感できる変化”を届ける講習をしていきたい。

 

そのうえで、経営者側の意見も尊重しながら、

店舗・女の子が連携できる形を作りたいと思ってる。

 

一方的に“どっちが正しい”じゃなくて、

「現場の隙間に届く手段のひとつ」として講習があるって、

伝われば嬉しいです。

 

 

だからこそ──

講習の価値を、“男の目線だけ”で測らないでほしい。

 

女の現場は、女にしか分からない空気がある。

それを伝えられる講師でいたいし、

私はこれからも「言葉で武器を持てる女の子」を

増やすために講習を続けます。